貴女を…






「それじゃ学校案内するわよ〜」

トイレ休憩が終わって先生が言った。




羅々はまだ笑ってる。

何か、悲しくなってきた。




「あ、うそ、
美空泣かないで…」


「やだな、泣くわけないじゃん」

「ごめんね、ちょっとからかいすぎだよね。
ごめんなさい!」


こうやってあたしの変化にすぐ気付く羅々はやっぱりすごい。



気を取り直して学校内を真面目にまわった。



広すぎて、迷子になりそうだねって羅々と笑い合った。



その後の行事で、あたしの高校生活が一変するなんて夢にも思うはずはなく…