貴女を…





パイプイスが並んだ新入生の場所に行くと、羅々がコソッと話しかけてきた。



「美空、ウケ狙って歩いたの?」

「‥え?
あたし、羅々を見習って歩いたよ!」


若干胸を張って言うと羅々は困った顔をした。


「あたし、そんな歩き方してた?」


「わかんないけど、羅々の歩き方ってなんか女性らしいじゃん、だから真似して‥」


「待って、後で美空の歩き方真似してあげるから。」



そう言うと羅々は校長の話を聞いてる風に前を向いてしまった。



あたし、何かおかしな事したかな‥?







真面目に考えてもわかんないから、あたしも前を向いて校長の話を聞いてみたけど長ったらしくてつまんないから眠る事にした。