俺様の賞味期限

?がいっぱいの私は、彼に名前を呼ばれて、彼の方を向いた。

すぐ目の前に彼の顔があった。

そして、私の唇は彼の唇で塞がれていた。

もう、頭の中は真っ白。

私、どうしたらいいの?

私は、本当に身動き一つ出来ずに固まってしまっていた。

目の前には彼の閉じられた瞼。

うわ~、まつ毛長い・・・

と、思った途端、その瞼が開かれた。

「僕を待たせた罰だよ。」

彼はそう言ってにっこり笑った。