「ごめんな、優愛。」
外に出るとこうちゃんが受付周辺の椅子に腰を下ろす。
「ううん。いいの。ジュース買ってくるね。」
私はそう言うとこうちゃんから離れて自販機を探す。
こうちゃんて意外と紳士なんだぁ。びっくりした。
男の子って大抵えっちぃ事
考えてるもんだと思ってた。
こうちゃんは違うのかな?
失神してたし…うーん。
自販機に着くと、ジュース選びに困る私。
何買ってあげたらいいかな。
そんなこと考えていると後ろから声がした。
「何、彼女。一人?」
男の人二人に声掛けられた。
どうしよう。何て答えたら…。
「ねぇねぇ一人なら一緒に遊ぼ?」
この人たち、今度こうちゃんと
闘う高校の人たちじゃ…。確か…。
「行こーよ。」
左手を掴まれる私。こ、怖い。誰か助けて…。
こうちゃん…。
「何、してんの。」
息が荒い声がした。こうちゃん!走って来たんだ!
私の左手を握っている手を払うこうちゃん。
「俺の彼女に何か用?」
「男連れかぁ。おしいな。」
こうちゃんが相手を睨む。
すると、その人の隣の人が
こうちゃんを見ながら指を指した。
「お前…。俺らの次に戦う奴じゃね?」

