恋なんてバカげてる

周りからは心無い拍手。

「えー。このたびはこのような会を開きましてーー...」
長い、長すぎる。
ここの学校の校長先生は相変わらず話が長い。
平均的に30分28秒といったところであろうか。
周りでは私語をして指摘されていたり、貧血で倒れる生徒もいた。

「では、ここで、「学年トップ秀才」の表彰に移ります」

「第5位...鈴木信二。」
「はい」

そういい、無表情で賞状を頂いた。


「第4位...花園玲。」
「はぃ..」

彼女は何かにおびえるかのようにすばやく頂いていった。


「第3位...相川先。」
「はぁーい」

周りからは男子たちの拍手が絶えなかった。
「さきーっ!! かわいいよぉ!!」
「さきちゃ~~~ん!!!」

ステージからは丸見えともいえる男子の...雄叫び..。

そして相川沙希は髪を指絡ませ凛としながら去っていった。

きっと、次の人が欠席者だろう。

ここは欠席者の分まで賞状を頂くっていうのが礼儀だろうか。
そうすれば内申上がるか..。

頭ではそんなことを連想していた。

「第2位......え!?.....。」

えって何、えって...。
その校長の一言により体育館は一気に静まり返った。
そして、校長が口を開いた。