準備を終えて、 4人で始業式のため、 体育館に向かった。 新しいクラス。 新しいクラスメイト。 新しい担任。 その新しいすべてにわくわくしていた。 「七海。担任誰だろうね??」 「うーん。誰かなぁ。」 内心怖くない先生なら、 誰でもいいと思っていた。 「怖くない先生なら誰でもいーだろ。」 あたしはそんな翔太の言葉に びっくりしていた。 だって、 考えてることがいっしょだと思ったから。 「それもそーね。」