あたしと君とソレ。




…嬉しいかも。


必死に口元が緩まないように頑張ってはみたものの、嬉しいものは嬉しい。

まさか自分の好きなモノが他の人に評価され共感してもらえるなんて、願ってもない奇跡だ。



今まで散々平静を装っていたが、もう限界!


薄らと染められた頬は力が抜けたようにふ、と緩んだ。