関西女とヤンキーず


あたしを見てくれる人…

ってか
「それなら別に東京やなくてもよかったんとちゃうの?」

別に隣街とかでもよかったはず

「うん、そーなんだけどできるだけ遠い方がいいかなって私が昂さんに言ったの。」

「何で?」

「もし本当の“友達”とか“仲間”が見つかれば、きっと夜遅くまで遊びたい時だってあると思うの。そんな時にあたし達と住んでたらめぐちゃん気を使って家に出入りできないでしょ?
それに“恋人”ができたらデートもするだろうしそーなったら近場じゃ私達とばったり会ったりしたら気まずいじゃない?昂さんなんか見つけた途端倒れそうだし。クスッ」


あたしのことこんなに考えてくれてたんや…

チラッと父さんを覗いてみるともう新聞を読んでた


「ありがと。父さん、母さん」

ほんまにありがとう


「お前の人生や。残りの高校生活を悔いの残らんもんにしとけよ」

「昂さんの言う通りよ」


「うん、わかった」


あたしに見つけれるか分からんけど父さんと母さんがここまでしてくれるんやから遠慮せんと行かしてもらお。

この2人の子供でほんまによかった…



ほんまに…ありがとう