だって、『ばか!!』って大きい声で連呼してたり、叩いてる。 北川君は決して、 木山君に反撃していない。 むしろ、出来ないとか? 何か見られてる気がしたので、 視線を感じる方をみたら… 木山君と目が合った。 しかし、木山君に思いっきり 目をそらされた。 気のせいだと思い、 その時は何も思わなかった。 その時はまだ――…。