私は教室のドアのガラスから教室をのぞいた。


あれ?結様がいない。金梨さんはいるのに。


トイレにでも行ってるのかな?

とりあえず私は教室に入った。

すると、教室は一瞬にして静まった。


玲『な、なに?』


女1「ねぇちょっと、あの話本当なの?」


女2「わ、私に聞かないでよ。」


女3「でも、嘘ではなさそうじゃない…?」


金「何をひそひそと話してるの?私も混ぜて♪」


女1「かっ、金梨さん!」


女2「すみません。何でもありません…。」


金「何でもないわけないでしょ♪早く答えなさい。」


女3「い、いや、その…。」


女1「城ケ崎さんの話、本当なのかなって…。」


女2「金梨さんは何でも知ってるから、疑っているわけではないのですが…。」


金「何言ってるの?本当に決まってるじゃない。ねっ!城ケ崎さん♪」


玲『な、何の話ですか?』



私は正直、聞くのがすごく怖かった。


でも、恐る恐る聞いてみた。