「ひっろーい!」

私は部屋の真ん中で大の字になってころがった。

「響子先輩、一体私達、どうなっちゃったんですかね?

ここ、どこなんでしょう?」

私はガバッと起き上がった。

「それに、みんなが先輩のことを響子様って・・・

先輩、あの人達とお知り合いですか?」

私の質問に、響子先輩はそっと目をふせた。

この反応は・・・

「ごめんね、朱音ちゃん。

ごめんなさい!」

響子先輩は、いきなり土下座した。