一番上の踊り場は、人一人が立つ位の大きさだった。
響子先輩はそこに立つと、ぐるりと辺りを見回した。
私も、先輩の側に立ってあちこちに目をやった。
「今、ここに人影が見えたよね?」
先輩は、自分に言い聞かせるようにつぶやいた。
「はい。私も見ました。」
響子先輩はそこに立つと、ぐるりと辺りを見回した。
私も、先輩の側に立ってあちこちに目をやった。
「今、ここに人影が見えたよね?」
先輩は、自分に言い聞かせるようにつぶやいた。
「はい。私も見ました。」

