摩天楼Devil

「嘘よね?それも指示?もう、従わなくていいのよ……」


ママは肩を揺する。


「違う。事実よ。篤志が好きなの……もう離れたくない、って思ったの。だから――」


「あなたにはシュンちゃんがいるでしょう!?彼とは、卒業したら――」


今度は私が怒る番だった。


「それはママが勝手に決めたことでしょ!残念だけど、事実よ。私は篤志と寝たの!脅しも命令もない!自分から、お願いしたのよっ」