「祐也やっぱりここに居たんだね」

「うっせい」

「祐也は何かある時だいたいタコ公園に居るからすぐに分かるんだよね」

「……」

やっぱり怒ってるよね…

「ねぇ祐也ゴメンネ」

「何がだよ別に怒ってねぇし」

「ウチが小谷君と仲良くしてたのん嫌だったんだよね?」

「別にもう気にしてねぇし」

私には分からなかった 何で啓介と仲良くしてても良いのに小谷君は駄目なの?でもそれを聞けば余計に怒りそうだったので言わなかった。

「なら皆の所戻ろう 祐也急に居なくなったから皆心配してるよ?」

「今日はもう家帰る疲れた」

「なら皆ちゃんと連絡しときなよ心配してるから」

「おぅ……なぁ萌…」
「何?」

「小谷の事好きになるなよ…」

「なる分けないじゃんアハハ」

私には良くわからない 何で急に好きとかになるのかな?この時の私は真剣な恋をした事が無かったから祐也の考えがあまりにも急で面白かった。
「…おぅ!なら帰るか!」

そう言って私と祐也は帰っていった。

そして何日が過ぎ私と祐也と啓介と勝也と小谷この5人で毎日遊び毎日5人一緒になっていった5人が当たり前になっていったのだ……