部屋に戻ると、彼女が部屋の前に立っていた 「ちょうどいいところにいた。ちょっと入って?」 「失礼いたします」 「君、履歴書とか持ってないの?」 「持っております」 そう言って手渡された履歴書に目を通していく 『相原夏妃。18歳。高校3年生。家族は父一人』 「高3って、学校は?」 「いろいろありまして。今は行ってません」 .