「すまない…ついクセで…」



「心愛も煙草を吸うんだ…でも…女の煙草はスキじゃない。健康な俺の赤ちゃん産んでもらう為にも今から禁煙してくれ」



「はい?」



私のキモチを無視して、どこまでヤツは話を突き進めるんだ…



「左京さん・・・私はあなたとは…」



「さて…パソコンは触れる?心愛」


「・・・」


左京さんは私の言葉を無視して、デスクの上の積み上がった書類を整理し始める。




「私の話を聞け!」


私はソファーを立ち上がって、左京さんに近づく。