「いい声…」


「///」


ヤツにも聞かれて、いっそ恥ずかしくて、私の頬は染まる。


終わりかと思えば…また角度を変えて、私の唇を貪る。


そして、ヤツは私を自分の胸に強く抱き締めた。



やはり、胸板は厚い。さすがは警察官。

シャツの上からでも筋肉の隆起が分かるーーー・・・


顔は中性的でも男は男。


私よりも背は高いし…力だって強い。


力強いヤツの心臓の鼓動にしばらく、耳を傾けた。