恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~

「心愛が俺の女になるって言うなら…話は別だ…」



「!?」



左京さんは私に身体を近づけてきた。
私は彼との距離を保とうと、端に座り直す。



「ホシを追っていた心愛は…凄く勇ましかったよ。俺の相手していた女はか弱い女ばかりだった。こんな強い女も世の中には居るんだと、感心させられた」



「・・・」



「でも、今の心愛も可愛い…。俺に緊張しちゃって…」



「ち、違う!!お前みたいな人種には慣れてないだけだ…」



「男と付き合ってコトないの?」