「わかった///」



とんだ紫苑の勘違いで私の頬は紅く染まってしまった。


1階にあるカウンターへと階段を降りていく。


紫苑のコーヒーを買って、席に戻ろうと階段を上がる。


「!!?」


紫苑は神田明美たちに取り囲まれていた。



「ど、どうした?」


「あ…お帰り…心愛」


紫苑は能天気に私に向かって笑う。


「ウチの学校の制服?紫苑君ってウチの学校の子と付き合ってるの?」



「まぁね~」


神田明美に問いかけられ、紫苑は私の腰を抱いて相槌を打つ。




「・・・」



こいつ・・・容疑者(ホシ)と接触して尾行の意味知ってるのか??