「・・・」



私は先にマックに入って神田明美たちが座った席の近くに座った。



「ゴメンゴメン…」



紫苑が私の席の前に座ってきた。



「…様子はどう?」



「別に…普通の女子高生のお喋りを楽しんでいる…」



「ふーん」


紫苑は頬杖をついて、神田明美たちを見つめた。



「…何か飲むか?」



「じゃあ~ホットで」



「SかMかどっちだ?」


「へっ?俺の性癖を訊いてどうするの?」


「はぁ?何を勘違いしてる??コーヒーのカップのサイズだ!」



「あ・・・そう…じゃあ~Sでお願いします…」