* * *


警視庁に戻ると、特別捜査係のフロアはひっきりなし電話の音が鳴り響いていた。


皆、電話対応に追われていた。



「一体…これは??」


「心愛お前も手伝え!!」


八木刑事が私を怒鳴りつけた。


「どう言うコト?」


「あの…3ちゃんねるじゃあないですか?」


「3ちゃんねるか…」


「!?」



私の上着の胸ポケットの忍ばせたケータイは振動する。


「もしもし…」



相手は馨さんーーー・・・