声を掛けづらかったから黙っといた。 沈黙こと1分。 「宮井」 ムクッと起き上がった三浦。 目を閉じてたから目を擦ってた。 …可愛い。 「さっき、ごめんな?勝手に彼女とか言ってさ。 聞かれたら否定していいから。 あー…聞かれなくても」 んー… 「三浦、気にしないで。 何でかわかんないんだけど、 不思議と言われて嫌じゃなかったから」 あたしが言うとクシャクシャな笑顔を見せた。