「黙れよ。しかも梅じゃなくてさくら。 会ったんだよ。 椿姫とさくらが。 さくらが怜伊んこと俺の彼女とか言うからさ。 連れてきた」 「は?付き合ってねーのか?」 付き合ってる訳ないじゃん!! アホか!! 「ま、それならそこで話しろよ」 「俺等は煙草買ってくる」 そう言うと、家から出て行った。 散々馬鹿にされて疲れたのか、 三浦は黒ソファーに寝っ転がった。 服や雑誌の上に。