「ふ~~~………」




机に突っ伏してるあたし、宮井怜伊。


中学の頃から変わってないんだけど、

また明星を見て寝不足。





ほんと、変わってないな。





「怜伊?起きてる~?」



あ、さくら。



顔を上げたら、さくらはあたしの机の横にチョコンと座った。


可愛い。

チワワみたい。




「どうしたの?」




「今日ね!!駅前にアイス専門店が出来たの!

テレビとかネットでも評判でさ。


よかったら、怜伊、一緒に行かない?」





パンッと手を叩いて言い切った。