「うっわ!!怜伊、泣きすぎ!」 あたしの顔を見て梓が言う。 「言わないでよ、そんなこと~! てか不細工だから見ないでよっ!!」 アルバムの後ろにメッセージを書き合った。 そこまで仲良くないクラスメイトにも書いてもらった。 梓にはでっかく書いた。 そして、『梓LOVE』とも書いた。 「ねぇ、怜伊」 帰る時、梓が真剣な顔をして言ってきた。