「宮井、高校行っても元気でな」 廊下で元カレの何番目かに声を掛けられた。 うっ…こんな時に…。 「頑張る。じゃーね、ケガとかしないでね」 そう言っておいた。 振ったくせによく声を掛けてこれるよ。 「大丈夫?怜伊」 それを見ていた梓が言ってきた。 「うん。梓、メールしようね」 「もっちろん!!電話もするし、男も紹介するよ!」 「うんっ!!」