「真っ赤。いつになったら慣れるんだかな。」
クスクスと喉奥から声を漏らすルカは
羽衣を抱き締める腕に力をこめると
急に真顔になって羽衣を見つめた。
「………ルカ?」
「なぁ。羽衣。俺いつか羽衣との子どもが
欲しい。だから痩せたらダメだからな。」
「ルカ………。」
予想だにしないルカの告白に
羽衣の涙腺が緩む。
「さて予行練習といきますか!」
「え?えっ?」
羽衣の戸惑う声はすぐに艶混じりになり
2人は深く沈んでいった。
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