ある日彼女は、
慌てて小さな世界を見て、

「レイちゃんと早く会わないと、
あ~、時間がない!!」

『レイちゃん』と言う子は、
彼女の双子の兄らしい。

そして、その子を毎回のように
探してる。

だが、いっこうに見つからない。

でも、今回はのびんびりや彼女も
慌てて私を動かして探している。

本当に彼女の言う『レイちゃん』に
会えるのか分からない。

だから、諦めて私を自由にしてほしい。

そう思いつつ 、街の方へと私は走る。