それでも、俺のものになって くれるのだろうか。 『もちろん。』 そんなもの、チェシャとならば 乗り越えられるから。 そう言い切った君は、 とても凛々しくて君となら なんでも乗り越えられる。 そう思った。 「そっか...。僕と一緒に堕ちよう。」 そう言ってaliceを正面から抱きしめた。 ―かくして、俺たちの秘密の恋が 幕を開ける。