その言葉がaliceの本心か どうかなんてわからない。 「リップサービスなんか要らないよ。 ...虚しくなるじゃん。」 リップサービスで言われる “好き”ほど虚しくなるもの なんてない。 そんな形だけの“好き” なんていらない。 『そんなんじゃないよ。』 そう言って俺の方に 向き直るaliceは真剣な表情だった。