桜木君の食べっぷりを見て俺は…

「桜木君は、食べる事が好きなのかな」

「はい、大好きです」


幸せそうな顔してるな
メシなんて不味くなきゃいいと
思ってる俺にとっては
彼の嬉しそうな顔を見てると
何だかこっちまで嬉しくなる

「そうか」

「はい」

俺達は、食事を済ませ
連絡先を交換し別れた。



俺は、久しぶりの残業
早く帰って
カップ麺とビールと思ってただけに
予期せぬ事態だったが
彼に会えたのは良かった?かも

今日はいい気分だ




それから、時々彼と食事に行ったり
彼の休みの日に出掛けたり
するようになった。