「あの…すいません…並木さんですよね
並木恭司さんですよね」

「…はい、そうですけど」

「覚えてないですか?
Windで会ったんですけど」


そう言えば見た事あるかも…
「あっ、透子の旦那」

「はい、覚えていてくれたようで良かった」

「俺に、何か用ですか?」

「はい、立ち話もなんですし、どうします」

「俺の行きつけの店が近くにあるけど
そこでいいですか」

「はい」

たわいもない話をしながら店に向かい
店に着いてから、飲み物が来るまで無言