「俺さ、03年の...」

そこまで言って顔が青ざめた。え...何??

「先輩。こいつ俺のなんで、手ださないでください。」

...は??横を見ると02年生のバッジをつけた男の子。


...誰??
03年生の人は走って駅のホームへと消えて行った。

『えっと...ありがとうございます。』

「いーけど。」

『あの...名前...』

「俺のこと知らねぇの??」

『...すみません。』

「桜井 優騎」

桜井 優騎 -サクライ ユウキ-

「じゃあ。」





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