──が、 「ごめん!あたし今日クラスの子たちと行く約束してて… 成実に誘われたんだけど何人か男の子も来るとは言ってたから来る…!?」 眉を下げて必死に言ってくるあすみ。 「そっか、ならいいよ。 あすみと2人が良かったから大丈夫。」 俺がそう言ったらまた顔を赤くしていた。 少しくらい希望を持ってもいいのだろうか。 あすみが俺を気にしてくれていると。