「痛ッ…」 視界を玲香のブレザーで遮られてしまう。 「うぎゃっ、めんごー。 痛かった? でもさでもさ、姫ー♡ 会いたかったよー!」 ギューッと玲香に抱き締められる。 「苦しー…ッ…」 そう言いながら、玲香の腕の間から キミを探す。 力強い瞳を。 探してしまう。 ──けれど、もうそこにキミの姿はなかった。