miss,you-黒いバラ










瞳が合ってしまった。






そらすことのできないキミの力強い瞳。






しばらく私とキミはそのまま
固まっていた。











「姫ーッ」










私のあだ名を呼ぶ声がして、
瞳をそらす。













「姫ーッ!」











もう一度。




反らしてしまった瞳。
もう一度、キミを見た。



──見ようとした。













そんな私のお腹に激突してきたのは、
親友の玲香だった。