「お前ん家どこらへん?」

『下り2駅の××駅のすぐ近く』

「ん。送ってく。」

『え!いいよ!悪い!てか長渕はどこらへん?』


「ん?俺ん家目の前。」


学校を出てすぐのとらに 長渕 と書いてある可愛らしい家があった。


『似あわね~』


「あ?うっせぇよ(笑)」


長渕との会話は結構楽しくて、
いくらでも話せた。



『あっ!そうだ!メアド交換しよ』


「俺メールとか全然しねぇけど」

『大丈夫!あたしも全然しないから!緊急用ね』


そお言って赤外線で交換した。


長渕のアドレスは初期アドのままで、本当にメールしない事を示していた。