「んで、美咲なにしに来たの?」




「あっ…ううん。ちょっと顔が見たくて」



本当は、違う理由で来た。でも…やっぱり言えない。



そう言うと、陵介はフッと笑ってからあたしを抱きしめた。



あったかい…。やっぱり好き…別れたくないよ…。




「陵介…好き…」



「ん。俺も…」



あたし逹は、そのままベッドに倒れこんで初めて一つになったんだ。



陵介のぬくもりを感じながら寝るのはすごく心地よかった。





大好きだよ…陵介。