大人数が一斉に乗り込んだボートは、山の沼地を進みながら、頂上に向かって登りつめいく。
この先に何が起こるのかがわかっているだけに、不安定な乗り心地にスリルを感じてしまう。
ちらりと隣を見れば、わくわくした彼女の横顔。
手前にあるハンドルを握り締めたまま、俺は深く息を吐きながら前を見る。
視界に入ってきたのは、落差20メートルの滝。
一瞬、動きが止まったと思った瞬間、ボートは滝つぼめがけて…。
「あー、気持ち良かった!!」
1時間以上も待ったのに、楽しむ時間はたった数分。
だけど、アトラクションから離れた彼女は、すごく満足した様子だ。
この先に何が起こるのかがわかっているだけに、不安定な乗り心地にスリルを感じてしまう。
ちらりと隣を見れば、わくわくした彼女の横顔。
手前にあるハンドルを握り締めたまま、俺は深く息を吐きながら前を見る。
視界に入ってきたのは、落差20メートルの滝。
一瞬、動きが止まったと思った瞬間、ボートは滝つぼめがけて…。
「あー、気持ち良かった!!」
1時間以上も待ったのに、楽しむ時間はたった数分。
だけど、アトラクションから離れた彼女は、すごく満足した様子だ。



