その週の日曜日、俺は国道沿いにあるファミレスを、向かいのファーストフード店から眺めていた。
視界に映るのは、出来上がった料理を運ぶ、坂下の姿。
彼女のバイト先は、地元の友人たちの会話で流れていたから、知ってはいた。
会いたくなかったから、この辺りをうろつかないように気をつけてもいた。
正直、まだここで働いているとは思っていなかったけれど、ここ数日、彼女のことばかり考えてしまう俺は、気がついたらこの場所に来ていた。
「ストーカーじゃん、これって」
苦笑しながら、アイスコーヒーを飲む。
何時間、こうしているのだろう。
ただ眺めるだけなのに、時間も忘れるくらいに楽しくて。
中学時代に戻ったみたいだ。
俺は同じ飲み物を何杯も飲みながら、坂下の働く姿を見つめる。
数時間後、これで4杯目だ、と手にしたドリンクを見て、苦笑する俺。
そして、店員が立つカウンターから離れ、席についた俺はもう一度、ファミレスの中を見た。
だけど、さっきまで店内を動いていた彼女は見当たらない。
視界に映るのは、出来上がった料理を運ぶ、坂下の姿。
彼女のバイト先は、地元の友人たちの会話で流れていたから、知ってはいた。
会いたくなかったから、この辺りをうろつかないように気をつけてもいた。
正直、まだここで働いているとは思っていなかったけれど、ここ数日、彼女のことばかり考えてしまう俺は、気がついたらこの場所に来ていた。
「ストーカーじゃん、これって」
苦笑しながら、アイスコーヒーを飲む。
何時間、こうしているのだろう。
ただ眺めるだけなのに、時間も忘れるくらいに楽しくて。
中学時代に戻ったみたいだ。
俺は同じ飲み物を何杯も飲みながら、坂下の働く姿を見つめる。
数時間後、これで4杯目だ、と手にしたドリンクを見て、苦笑する俺。
そして、店員が立つカウンターから離れ、席についた俺はもう一度、ファミレスの中を見た。
だけど、さっきまで店内を動いていた彼女は見当たらない。



