これ以上、先に進むのは、俺自身が無理だった。
キスだけで、胸がいっぱいになる。
今までは、キスを軽くとらえていた。
メインに入る前の、ただのあいさつ程度にしか考えていなかったのに。
ずっと好きだった本命とのキスが、こんなにも切なくて、こんなにも…うれしいなんて。
“次の土曜にする?”
余裕がないことがバレないように、俺はテレビをつけながら、そう言った。
彼女は声を出さずに、静かにうなずく。
数分後、会話のない沈黙に耐えられなかったのか、広美は「帰るね」の一言を置いて、部屋を出ていった。
キスだけで、胸がいっぱいになる。
今までは、キスを軽くとらえていた。
メインに入る前の、ただのあいさつ程度にしか考えていなかったのに。
ずっと好きだった本命とのキスが、こんなにも切なくて、こんなにも…うれしいなんて。
“次の土曜にする?”
余裕がないことがバレないように、俺はテレビをつけながら、そう言った。
彼女は声を出さずに、静かにうなずく。
数分後、会話のない沈黙に耐えられなかったのか、広美は「帰るね」の一言を置いて、部屋を出ていった。



