その頃、広美と健二は映画館を出て、駅のホームで電車を待っていた。
急行がないために、電車は20分ごとに停車する。
携帯電話に表示されている時間と予告表の時刻を見合わせると、電車はちょうどさっき出たばかり。
健二は自動販売機でジュースを2本買って、ベンチに腰掛ける広美に1本渡した。
「ありがとう! 本当に感動したぁ、映画」
広美はまだ、興奮が冷めていない様子。
健二は適当にあいづちを打ち、ジュースを一口飲む。
「健二くんって、クールだよね。サトならきっと、あたしよりも泣いてるよ」
落ち着いた態度の健二を見て、広美は悟のことを話し始める。
「そうかな…」
急行がないために、電車は20分ごとに停車する。
携帯電話に表示されている時間と予告表の時刻を見合わせると、電車はちょうどさっき出たばかり。
健二は自動販売機でジュースを2本買って、ベンチに腰掛ける広美に1本渡した。
「ありがとう! 本当に感動したぁ、映画」
広美はまだ、興奮が冷めていない様子。
健二は適当にあいづちを打ち、ジュースを一口飲む。
「健二くんって、クールだよね。サトならきっと、あたしよりも泣いてるよ」
落ち着いた態度の健二を見て、広美は悟のことを話し始める。
「そうかな…」



