彼女は昨日選んでいた服を着て、ポツンと立っていた。
普段は半そでのTシャツばかり着ているくせに、今日は大胆に肩を出したホルターネック。
俺んちに来るときは、いつもジーンズなのに、はいているのはひざを出したスカート。
しかも“今、帰ってきた”と言わんばかりに、鞄を持ちながら。
誰がどう見ても、今日はデートだったんだと思うだろう。
だが、表情は少し暗い。
「…上がれば?」
俺は服装の違いに触れることもなく、テンションの低い彼女を、自分の部屋へ呼んだ。
…何かされたのか?
良からぬ想像をして、不安になってしまう。
広美はコクリとうなずいて、靴を脱いだ。
普段は半そでのTシャツばかり着ているくせに、今日は大胆に肩を出したホルターネック。
俺んちに来るときは、いつもジーンズなのに、はいているのはひざを出したスカート。
しかも“今、帰ってきた”と言わんばかりに、鞄を持ちながら。
誰がどう見ても、今日はデートだったんだと思うだろう。
だが、表情は少し暗い。
「…上がれば?」
俺は服装の違いに触れることもなく、テンションの低い彼女を、自分の部屋へ呼んだ。
…何かされたのか?
良からぬ想像をして、不安になってしまう。
広美はコクリとうなずいて、靴を脱いだ。



