みずたま(第3章まで公開)

「…へぇ、そうなんだ」
健二は理子の話を聞いた後、側にあったジュースを一口飲んで、話を終わらせた。
理子は健二の考えていることもわからぬまま、腑に落ちない顔でボールを投げていた。