「あのね?今日って2月12日でしょ?」


「おー。」


「それでね?明後日バレンタインでしょ?だから…早いけどコレ…。」


と、俺に小さい箱を渡した。


そこには2つ折りにされたカードがついていた。


俺は、そのカードを車を止めて読んだ。



【ハッピーバレンタイン♪ いっくんと付き合って6年が経つね…。これからもあたしだけをいっくんのソバにおいといてね。大好きだよ!!!!】



ほんとかわい。


「さんきゅっ。」


そう言って、今度は唇にキスをした。