あいのちょっと待っててはちょっとじゃない。
俺は待たされる覚悟をして車のシートをさげ、仮眠をとった。


~30分後


ガチャっ


ん?やっときたか?
俺はシートをあげてエンジンをかけた。



「い…いっくん!!」



あいが大きな声で、俺を呼んだ。


「ん?どした?とりあえず乗れよ。な?」


「うん…。」


あいがシートベルトを締めたのを見て車を出した。