「何であんなに笑ってるの?」 「一緒に帰れて嬉しいんじゃない?」 「何それ気持ち悪」 会話が聞こえたのか 勇平は苦笑いしていた 「ほらっ!彼氏待ってるだから行きな」 紗季に強く背中を押された 気を抜いてたから私は傘立てに突っ込んだ 「ごめーん夢里」 「痛いなぁ~」 でも下に勇平が私を支えてた 「俺の方が痛てーし」