そのまま、彰斗の足元に崩れている風香さんに寄り添っている。
そのために、ユウくんは彰斗を見上げる格好になった。
「風香は、ずっと忘れられなかった元カノだったんだ」
だからって、手を出していいはずがない。
「それなのに彰斗さんは、亜子さんと婚約をしようとしていた」
「それは違うわよ!」
余計な場面で思わず口を出してしまい、彰斗に制止させられてしまった。
「違う?違わないだろ?本当に好きなら、婚約話が出るわけないんだ」
「ユウちゃん、もういいよ」
風香さんは腫れた目を、ゆっくりとユウくんに向けた。
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