シークレットな極上LOVE



その言葉に、それまで目を合わせなかった彰斗が、黙って会長を見つめた。


「昔もあったよな?あの時も、自分の立場を自覚しろと言ったはずだが…」


会長は、冷静にゆっくりと言いながら、最後はため息をついた。


「あの頃も言ったけど、ひとつくらいレールから外れたっていいだろう?」


負けないくらい落ち着いた声で、彰斗は反論する。


レール?


それって、やっぱり自分の立場の事を言っているのかな?


「結局、風香さんとだってダメだったじゃないか。今回のお嬢さんだって、同じじゃないのか?」


そういえば、風香さんとの事も反対されたって言ってたよね。


あの時も、こんな感じだったんだ…。


「相手が誰でも同じだよ」


冷たく言い放った彰斗に、会長は自分の横に置いてある週刊誌を、テーブルに放り投げた。



「どうするつもりだ?亜子さんの事だってあるんだぞ?」