あたしたちの関係は、秘密にしていたのよ? 知っている人は、ほんの一握りのはず…。 こんな細かい内容は、誰かがタレ込まないと分からないはずなのに。 特に、指輪は…。 「ひとまず、社長に報告しましょう」 お局様がそう言ったと同時に、あたしは社長室から呼び出しの電話を受けたのだった。 ただ、呼び出したのは彰斗じゃない。 会長だった。 そう、彰斗のお父さんが…。